イベント・レポート


> ホーム

> イベント・レポートTOP


街おこし女性会議 座談会

咲洲コスモスクエアで街おこし女性会議が始まった!

まずは咲洲を大いに語ろう 〜パネリスト陣からの提案〜

南港・咲洲の「今、これから」をもっと語ろう

第二部 南港・咲洲をもっと語ろう!-ヒヤリングボード-その1

*第二部 南港・咲洲をもっと語ろう!-ヒヤリングボード-その2

第2回「街おこし女性会議」2007年11月20日



咲洲コスモスクエア・南港の昔、今、これから


咲洲循環バス
あの、話は変わるのですが・・・、一つお聞きしたいのですがこの街の人は子供が生まれたら何処にお宮参りに行かれるのですか?
住吉大社が多いですね。
ありがとうございます。
私が今住んでいる所は阪神の西宮と言う所です。

南港との位置関係としましては、湾岸線を通って車で30分ぐらいです。南港へは家族で何回か来ています。
土、日に何処か連れていって欲しいと言われたときに、程よい近さで2,3時間コースで行ける場所なので・・・。
先ほど滞在時間が短いということをいわれていましたが、うちも一回訪れる度に大体WTCの展望台で夕日を眺めて帰ってくるか、ATCでご飯を食べて帰ってくるか、海の自空間で遊んで帰るか・・・。
短い時間のコースで遊んで帰って来ますね。
理由としましては、一旦駐車場に車を停めてしまうと、次の目的地まで又車を出してまで移動しようとは思わないからですね。
「今日のお勤めはこれでおしまい!」という風に短時間の滞在になってしまうのです。
ちょこちょことよく来るので大して不満でもないのですが、本当はせっかく来たのだからもっと回りたいなとも思いますよ。
先ほど言われていた施設を巡回するようなバスがあればゆっくり遊べていいなあと思います。
住民の方にとっても、知り合いの方が遊びに来られた時などに、そういう巡回バスがあれば各施設案内してあげることも出来て便利なのではないかと思います。
是非そのようなバスをお願いしたいものです。


集客施設を咲洲に
先ほど住民の方から発信がないと言うお話がありましたが、私どもFM放送局がWTCにありまして発信をやろうとはしているのです。
スポンサーもいるのですが、実際のところお金をだして頂けないのが現状で・・・。
東京や名古屋、福岡などには皆さんお金出されているようですが近くにあるこの南港には・・・。
近畿に流れていますし、リスナーもいるのですけれど・・・。
私はこの南港地域っていう場所に、はっきり言って「ケチくさい」イメージを持っています。
ここに来て一年七ヶ月経ちますが(前は大阪ドームにいたのですが)、あるところをもっと利用しないとおかしいです。
そして、まずやろうと思ったら思い切ってお金を出さないとダメです。ちょっとずつ小出しするのではなく・・・。
公安局なんて年間1億円ぐらい出しますよ。
確かに、大阪市全体では赤字かも知れませんが、「よし!出すわ!」という気持ちですよ。
やっぱり花火はあげないとダメです!
交通面が悪い!
地下がつながって安くなったからといって海底トンネルをただにして、循環的に出来るように。
門戸を開けないといけないのに、門戸を締めているわけですよね。
ドアを閉めて「どうぞ、どうぞ」と招いても誰も来ないですよ。
それと、施設が無いことも問題です。隣にはUSJ、港区には海遊館・・・。
私は、ここに天王寺動物園を持って来れば良いと思います。
天王寺動物園はもう老朽化していますし、あそこの土地は高級マンションにもってこいなのですよ!
本当に、あの動物園をここに持って来たら良いと思いますよ。
集客施設をコスモ地区に、海辺という場所は憩いの場所に、トラックだけが憩っている場合ではないです!
思いきって大阪はやらないとダメです。
ただ、いざ実行するとなると賛成が51%だったらOKで、48%だったら難しい・・・ですからね。
たった2%で難しいですから・・・。
でも、このように女性だけでやっているのは非常に良いと思います。
どしどし圧力団体になったらいい。そうでなかったらダメですよ。
放送局ははっきり言って安いのです。1万か5千は出せるとしても0でやってくればかりです。
そういうことでやるときはお金を出さないと「あかん!」と言うことです。


咲洲は心のよりどころがない
私は家が奈良なのですが、神社仏閣とか愛着のある施設があるのですけれど、歴史もあり、自然と街への愛着が湧いてくるのだと思います。
ポートタウンという南港を見たときに、どうも「心のよりどころ」のような愛着のあるモニュメントというか、そういった象徴できる物が足りないのではないかと、思います。


施設の分散
先ほどから聞かせていただいてメモをとらせて頂いているのですが、結局いい点として出たのは、「海がきれい」ということと、「気球がよかった」これだけしかないのです。
悪い点でいいますと20点、30点・・・。
結局「いい所が全然ないんやぁ」というような印象になっているのだなあと思い残念です。
我々この南港に地をつけて30年以上経つ会社なのですが、先ほど「ポートタウンの中に何があるのか?」との問いに、我々はショッピングセンターを2箇所作り、後カリオンプラザというショッピングセンターに併設しようとも・・・。
それらが皆さんに伝わっていないということが凄く残念です。
結局逆に言えばそちらの方も我々の街に来られていない、ショッピングセンター東駅前の住民もあの辺に来られていなかったということでもあるのです。
我々ここを訪れて見て、やはり各施設が離れすぎているという印象があります。
WTC,ATC,自空間、ワイン館と色々ありますが、全てが徒歩15分以上かかる距離に点在しており、これでは一箇所見たら帰るよなあと思ってしまいますので、この辺の街に関してはコミューターが必要だと思います。
それと真ん中に何か必要です。
歩くのであれば、15分の真ん中に何かがあればそこに行ったついでにそこも行くという形になりがちですが、何も無く歩けという形になっているので、やはりそこまでたどり着かずに帰ってしまう人が多いのではないかと思うのですが・・・。
先ほどの話に戻ればポートタウンにも皆さんに来ていただき、ポートタウンの住民さんはここに来ていただくという、そうゆう交流が今までなかったのだなぁと。
カリオンプラザにしてもショッピングセンターにしても幼稚園、小学校、中学校、高校、大学にしても何処にあるのか皆さんがわかっておられないでしょう。
幼稚園が3箇所、小学校が2箇所、中学が2箇所、高校が1箇所、後大学が・・・。
こうゆう状況をきっと皆さんはご存知ではないと思うのです。
ご存知なのはポートタウンから来られた方と僕達2人だけだと思うのですが・・・。
では、こういう所へもポートタウンの人たちも、もっと入っていくべきなのですよね。
はい、そう思います。
情報が少ない、老人ばかりで活気がない、等と悪いところばかりクローズアップされることなく、海がきれい、夕日がきれい、気球がよかった・・・など良い部分への意見をもっとクローズアップ出来れば、街を伸ばしていけるのではないかと思いますね。


咲洲のコンテナ
今コンテナブースだけの岸壁を夢洲に作っています。
総数180,190万ぐらいのコンテナを扱っていますが、今の夢洲で扱っているのは15,16万個なので、残りの大部分はここで扱っています。
夢洲が出来てトンネルが2009年に開通しますと、すぐには出来なくても、ゆくゆくは夢洲で120万個は扱うつもりをしていますので、こちらは半分ぐらいにはなるでしょう。
夢洲のトンネルはただにするつもりですので、地下鉄がつながるのはもう少し先でしょう。


我々は築港の者なのですが、築港の宮司がここの街でも夏祭りのふとん太鼓の時に回っているはずです。
私たちここから少し離れた所にビルを持っているのですが、そこは夏祭りの時は必ず子供たちにも踊って貰います。
なので、ポートタウンの中でもきっと踊っているだろうと思うのです。


咲洲のコンテナ
私は、TV大阪の営業に所属しているあたりのご縁で、今日はお招き頂きました。
そして、夫と小学校2年のこどもと保育所の年長組の娘2人をかかえながら仕事をしているという立場にあります。
その立場をご理解いただいてわたしの意見を聞いていただければ幸いと思っております。
色々な方たちのお話を聞かせていただいて非常に共感する部分が沢山ありました。
その中でも、情報発信をもっとやっていくべきではないかいう意見に一番ひかれました。
今の話の中で、皆さんのイメージの中にイベントの時だけしか人が集まらなくて、住民の利用が出来ていないという話がありました。
そうゆう意味ではTV局などがイベントをこちらの何処かでやっている時に、「南港のどこそこでこのようなイベントをやっています!」というような宣伝をしてしまうと、イベントそのものばかりが一般の方々の印象に残ってしまい、ATC,WTCという名前と一緒に、この南港地区と言う場所はイベントが行われるところで、イベントがある時に行く所・・・という風な思い込みが出来てしまうのだと思います。
イベントが無い普段の生活の中では行く所ではない。「南港=イベント施設」となってしまっているのだとすればTV局側としては若干責任を感じますね。
やり方を変えていく必要があると痛感します。
そうゆうことも含めて、施設ばかりがひときわ際立ってしまい、これが面としてのつながりが全くない。
面としてよくわからない地域になってしまっているっていう部分はとても気になります。
もっと多くの方に知っていただくことで、繰り返し来て貰える場所としては決して遠い場所ではないと思うのです。
たとえばここ南港にしかないお店がある!などは集客の為の良い策ではないでしょうか。
ある駅前の有名なケーキ屋さんは、ここで発展していったケーキ屋さんであるとか、他にも有名なお店があるとか、あそこのケーキが食べたいからちょっと行ってみようかなぁ・・・など、そういう思いが出向いてみようと背中を押してくれるのだと思うのです。
そういうお店が他にたくさんあると、より良いですよね。
ちょっと行ってお昼ご飯を食べる。その後にお茶をして・・・。
たとえそれだけでも「良い所」と思えるような部分が欲しいですね。(既にあったらごめんなさい。私よくわかっていないものですから・・・。)
食事をして帰るにしても、今の団塊世代の方々というと、非常に仕事重視の方が多く、家庭は二の次みたいな感じだったと思うのです。
ただ、最近の30代40代の世代の男性は意外とそうでもないような気がします。
仕事が終わった後に食事をして帰るというのは、基本的に仕事の話をする為に一緒に食事をする。
打ち合わせの為に食事をする。
もしくは残業で退社時間が遅くなってしまい、今から帰って食事を・・・などと言ったら嫁に怒られる・・・で仕方ないから外で食べて帰る。などという感じではないでしょうか。
それ以外のこ洒落たお店に食事に行く時などは、夫婦二人だけや家族で・・・といったような生活パターンに変わってきているところがあると思うのです。
そういう意味ではさっきおっしゃっていたように、そのお店が遅くまで開いているかなどという部分は判断基準になってくるでしょう。
世代によって判断基準も違ってくると思いますのでその辺の調査は重要です。
この辺りに住んでいる方々がどういう意識をもってレストランに行こうと思われるのか、いろいろと調査された上でデーターにされたら良いと思います。
後もう一つ、先ほど巡回バスと自転車がポイントなのかなとおっしゃっておられましたが、それも方法の一つだと思います。
散歩するっていう面も、その点と点の間の景色がやはり歩いていて気持ち良い場所でないとなかなか歩けないという部分を含めると、自転車、循環バスで回って見るというのも一つの方法ではあると思います。
後ホームページなどをもっとうまく使うことも良い方法であると思います。
先日うちの会社で勉強会を行った時にマーケティングの話をされた方の受け売りなのですが、今まではその物を購入していただく時には5段階の順番をうけて商品を買うのだとか。
今までは、まず築く、2番目確信、3番目欲しくなる、4番目記憶して、最後に購入する・・・だったらしいのですが、最近は、ちょっと違うのだそうです。
まず築いて、次関心を持つ。ここまでは一緒なのですが、3番目が検索をする、4番目に購入して5番目に意見を共有する。というところまでで5段階になるらしいのです。
そういう意味では、あの検索をする購入する意見を共有するという部分が、皆さんのような地域の方が井戸端会議で口コミの時もあれば、ホームページ中に書き込みしていく時もあると思うのです。
ですから、築くというところまでは逆に私たちTV局やラジオ局などの仕事の範囲になってくると思います。一般の方に広く知っていただく。
イメージとして知っていただくという所までまず持っていかなければいけないと思いますが、実際そこまでしか私たちの仕事としては出来ないのです。
しかしその先の部分は、地元の方の意見の共有、皆さんの大きな力によって少しずつ裾が広がっていき、最終的にはイメージが伝わり人をもっともっと呼べるような設備になるのではないかと・・・。
そういうところに今後の動きに期待を込めて、私の個人的な意見ですけど提案させていただきます。
女性の意見が沢山集まり、女性が立ち上がって頑張ろうとしているこの思いが、こちらの方にも伝わり、ちゃんと耳を傾けなければ・・・という動きに繋がって欲しいと思います。


咲洲のコンテナ
私はこの会を、ただ言うだけでの会にするのは絶対に嫌だと何度も安田正二さんに言っていたのですが、今日の私の感想としまして、船越社長の方からバスを作って巡回したら良いとおっしゃっていただいたのですが、せっかくバスを巡回させるのならば、夜の食事の為だけのバスではもったいないと思うのです。
普段から住民の方々が回らなければいけない、回りたくなるような何かを作るべきではないだろうかと思うのです。
ただその中で先ほどおっしゃっていたような文化的な物を、私たちが押し付けで作るのではなく、有望をいただいてこういうものだったら必ず人が集まるよとか、こういうことをする人がいるよとか、望まれて、望まれた物を作るという、たとえ小さくてもいいので、ここから何か一個でもこの機会にやっていければいいのではないかなぁと・・・それが出来そうな気がするのです。
ここにいらっしゃる施設の担当者は実務を日々やっている人達なので、いつならあいているよとか、ここのスペースがいけますよとか具体的なことが言える人達なので、こういうことなら出来るのではないかなということをお互いに情報交換させていただいて何か一個でも実現させて具体的に始めたいと思っております。




「第1回街おこし女性会議」を通し、南港・咲洲の問題点、これからの展望、今わたしたちの出来ることなどが少し見えてきたような気がします。
これからも、このような話合いの場をどんどん持って、女性パワーで南港・咲洲を元気にしたいと考えています。
第2回女性会議をお楽しみにお待ち下さい!

▲ページトップへ

ホームに帰る