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おこんじょうるり

開催日時:2011年1月29日(土)17:00〜
開催場所:ATCビルITM棟10階 南港サンセットホール

 ワタクシ、sakidoriがイメージキャラクターをつとめている咲洲CLASS presentsで、2011年1月29日に上演されたサンセット・オペラコンサート「おこんじょうるり」〜伝えたいことは、ただひとつ…〜
 南港在住のオペラ歌手・田島嘉子さんと京都オペラグループの出演で、子供から大人までオペラを身近に楽しめる舞台になっていて、と〜っても感動的でしたよ〜!
おこんじょうるり
【第1部】童謡からオペラアリアまで
出演:片山映子・小西紀美子・菊池敏子・春国正志

≪セットリスト≫
♪ふるさとの四季より
〜ふるさと おぼろ月夜 茶つみ われは海の子 紅葉 雪〜

♪しあわせ運べるように
千の風になって
オペラ「フィガロの結婚」より 喧嘩の二重唱 手紙の二重唱
オペラ「カルメン」より ハバネラ
オペラ「椿姫」より 乾杯のうた 

 第1部は、有名なオペラの歌曲などを、日本語で聴けるという「子供に聴かせたい音楽会」にピッタリな内容でした〜。かくいうワタクシも、オペラはまだまだ初心者。そんなワタクシでも、日本語で歌っていただけると、歌に込められた思いがしっかり理解出来て、美しいメロディーを充分に楽しむことが出来ました。子供たちには、小さい頃から本物に触れてほしいものですね〜。

おこんじょうるり

【第2部】
原作:さねとうあきら  
台本:若林一郎  
作曲:林光
出演:田嶋喜子・川村久美・藤田武士・板倉計夫
ピアノ:田井かおり
舞台監督:本城繁治

 寂しい山奥で、年をとり、おまじないも占いもうまくいかなくなったイタコのばばさま。そのばばさまの家に、猟師のじんざ、馬子のごんすけに追われて、迷い込んできたきつねのおこん。
 おこんは、ばばさまに優しくしてもらったお礼に、“じょうるり”でばばさま、の病気を治してあげ、ふたりは一緒に暮らし始めることにしました。
 おこんがばばさまの後ろに隠れ、“じょうるり”を唄うことで、村人たちを病から救いました。でも最後には、盗賊に襲われ、おこんは、ばばさまの身代わりとなって死んでいってしまうのでした…。

 身代わりとなったけなげなおこんの姿、おこんを治そうと、ばばさまが“じょうるり”を一生懸命唄う姿に、会場ではたくさんの方がこらえきれず目頭を押さえていらっしゃいました。ワタクシもレポートを出来なくなってしまうほど、涙があふれてしまいました・・・。
 場面ごとに奏でられる豊かな素晴らしい歌声とピアノが、お客さまの心の奥にまで響いているようでした。会場のみなさまは、ここが大阪・南港であることを忘れるくらい、ぐいぐい物語の世界に引き込まれていらっしゃいましたよ〜。

 サンセット・オペラコンサート「おこんじょうるり」は、情感あふれるステキな歌声とピアノともに、お互いを思いやる気持ちと、心のふれあいの大切さを教えてくれた、深〜く心に残る舞台でした〜。

■ 出演者プロフィール ■

おこんじょうるり藤田武士   演技派で人買い太郎兵衛役は当り役。主に演出を担当。響きのあるバス。

板倉計夫   コミカルな役、シリアスな役、共にこなす。邦人オペラにはかかせないテノール。

春田正志  オペラから演歌まで、何でもこなすテノール。

菊池敏子  オペラ界の上沼恵美子といわれる渉外担当。

田嶋喜子   女優という言葉がふさわしいソプラノ歌手。去年の夕鶴についで、今夜のおこんは楽しみ。

片山映子   亀岡在住。地元では楽しい音楽会を企画し喜ばれている。手話付きの演奏も得意。

川村久美   おこん役を長年演じており、最近はおばば役に成長しました

小西紀美子 ドイツ留学の経験を経て、多方面に活躍中。

田井かおり 京都オペラグループ専属ピアニスト。編曲もこなす優れもの。

◇◆◇京都オペラグループ・プロフィール◇◆◇

京都オペラグループは、1971年に京都市立芸術大学音楽学部声楽科卒業生により、楽しく親しみやすいオペラを普及する目的で結成されました。多くの学校公演、一般公演で上演し、特に日本の作曲家による美しい日本語の表現を研究してこられたそうです。

主催 南港発サンセットオペラ実行委員会・咲洲CLASS実行委員会
協賛 京都オペラグループ・s’ka-tan networks・cafe&dining「goo-note」
後援 アジア太平洋トレードセンター株式会社



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