寒さのあまり、思わず冬眠したくなったワタクシ、sakidoriのもとに届いたのは、
チェロとマリンバという珍しい組み合わせのコンサート情報!♪
パッチリ目が覚めたワタクシ、さっそくレポートしちゃいます!
(ワタクシ、冬眠できたんだっけ?(^^ゞ)
バレンタインチョコのスウィートな香りがただよいはじめた1月27日、
南港サンセットホールで、「チェロとマリンバの夕べ」のコンサートが開かれました。
今回 登場する楽器は3つ、チェロ・マリンバ・ピアノ。
こんな楽器編成、今まで見たことがなかったよ!
お客さまは、開場前からたくさん並んでくださっていました。
最初の曲は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク第一楽章」
なんと、この日は、モーツァルトの誕生日!
今日、ご出演の方々のトリオ誕生記念1曲目として演奏されるには、ピッタリな曲でした。
2曲目の「アベリア」で、窓のスクリーンが上がりはじめ、
舞台は、まるで優雅な船上コンサートのようでした。
3曲目からは、チェロとピアノだけの演奏になりました。
「愛のあいさつ」「白鳥」・・・
次々と奏でられるチェロの音色は、どの曲も温かくて優しいものでした。
でも最後の「さくらさくら」では、
それまでとはちがう、強くあでやかなチェロの世界になり、
お客さまはすっかり魅了されていました♪
チェロって、重さは5キロもあって、
弓は馬のしっぽ250本で作られているんだって。
チェロのお話もいろいろ聞かせてもらえて楽しかったよ〜♪
そういえば、宮沢賢冶の「セロ弾きのゴーシュ」のセロって、チェロのことなんだよ。
このお話の中では、子ねずみがチェロの中に入れてもらって、病気を治してもらっていたよね。
チェロで病気が治るくらい癒されるって、今日の演奏を聴いて、わかった気がしたよ〜。
9曲目からは チェロ奏者の方に代わって、マリンバ奏者の方が登場。
最初の曲、「ポルカ」では、片手に2本ずつのマレット(バチのこと)、両手で計4本のマレットが、木製の鍵盤の上をまるで踊るようにはずむ♪はずむ〜!♪
「マリンバのマレットって、ワタクシの頭のアンテナに似ているかも!」
と、失礼ながら(^^ゞうれしい発見に楽しくなって、
マリンバのリズムにあわせて、
ワタクシの頭の赤いアンテナもゆれる♪ゆれる〜♪
「剣の舞」では、スピード感たっぷりのすばらしい演奏で、会場からの拍手も一段と大きくなっていたよ〜!
ラストの曲は、再びトリオ編成に戻りました。
演奏曲は、秋川雅史さんの歌でよく知られている「千の風になって」。
お客さまも一緒に歌うというサプライズなはからいに、ステージと会場がひとつになった、心温まるひとときでした。
ずっと、チェロとマリンバの音を支えていたピアノのエレガントで優しい音が、ひときわ心に伝わった曲でもありました。
演奏終了後、会場からは、いつまでも拍手が鳴りやまなかったよ〜。
今日は、本物のクラシックの音色に、南港の美しい夜景がよりいっそう輝いて、「ブラボー!」と叫びたいほど、本当に素晴らしいコンサートでした。
♪トリオ(マリンバ&チェロ&ピアノ)♪
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク第一楽章(モーツァルト)
アレルヤ(モーツァルト)
♪チェロ♪
愛のあいさつ(エルガー)
白鳥(サン・サースン)
無伴奏チェロ組曲No.1よりプレリュード(バッハ)
ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
「さくらさくら」の主題による変奏曲(平井康三郎)
♪マリンバ♪
ポルカ(ハッチ)
人力車(ハッチ)
組曲(道化師)より ギャロップ(カバレフスキー)
わが母のおしえたまいし歌(ドヴォルザーク)
剣の舞(ハチャトゥリアン)
ユー・レイズ・ミー・アップ(ロルフロブランド)
♪トリオ(マリンバ&チェロ&ピアノ)♪
千の風になって(新井満)
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