歳も押し迫った12月16日、街のあちこちでクリスマスを感じる中、ITM棟10階のサンセットホールでクリスマスコンサートが開かれるという情報をキャッチ!
ということで行って来ました「歌とハンドベルで奏でるクリスマスコンサート」。
歌とハンドベル・・・ハンドベルっ!?ハンドベルの生演奏が聞けちゃうの!?
開演30分前のサンセットホールの入り口には長蛇の列、開場と同時に若いカップルや子ども連れの家族、ちょっとお歳を召した方々が続々と場内へ。
私も列の一番後ろについて入場!なんだかとってもドキドキワクワクです。
午後5時、ハンドベル演奏をする「ブーケ」の方たち9人が登場。それぞれがハンドベルを手に持ち演奏が始まりました。
いきなり始まった演奏に場内は一斉に静まりかえり、小さな子どもたちもハンドベルの奏でる音色に聴き入っていました。
「ラルゴ」を1曲演奏し、次に登場したのは「ZUCCA MAGICA」の皆さんです。
「ZUCCA MAGICA」といえば、以前「ファミリーイベント★キッズランド★」でのコンサートが記憶に新しいのですが、今日の「ZUCCA MAGICA」は違う!「大人のクリスマス」です。
素敵なドレスをまとって歌い上げるオペラ。
その歌声がやさしく、時には激しく場内に響き渡り、オペラに詳しくないワタシも感動のあまりしばし撮影する手がとまってしまいました。
歌が終わると次は再び「ブーケ」の登場です。
誰もが知っている曲を次々とハンドベルの音色で聴かせてくれます。
「星に願いを」をうっとりとした気持ちで聞いていたワタシ、そして次の曲「アヴェ・マリア」の演奏がはじまると、それまで会場の窓を閉じていたスクリーンカーテンがゆっくりとあがりはじめたのです!
すべてのカーテンがあがるとその後ろには夜景が広がり、この会場が夜空の中にぽっかり浮かんでいるように思え、うっとりしていると「きよしこの夜」の演奏。
この素敵な演出にまたまた感動です。
「ブーケ」の演奏後、ここでまた「ZUCCA MAGICA」の登場。
先ほどのオペラとうってかわって、クリスマスにはやっぱりこれ!というクリスマスソングのメドレー。
最後は中島美嘉さんの「雪の華」をZUCCA MAGICAのお二人がしっとりと歌い、コンサートは終了・・・だったのですが、ここでプログラムにはない演目がスタート!
ブーケ、ZUCCA MAGICAから「観客へのおたのしみプレゼント」と題して、ハンドベル演奏にあわせて「小さな空」を観客みんなで歌い、大拍手の中、サンセットホールでのクリスマスコンサートが終わりました。
心が温かくなるクリスマスを、一足早く味わえた素敵な夜でした。
------ ハンドベル「ブーケ」------
活動開始から10年ほどになる「ブーケ」。
毎年12月は堺市のハーベストの丘でのクリスマスイベントに出演。
ハンドベルは一人でも欠けると演奏できない楽器なので、チーム一人一人が緊張感を常にもって活動しているそうです。
今回のこのクリスマスコンサートでは42本のハンドベルを使用。
一人でも多くの方にハンドベルのよさを知ってもらいたいと思いから
時々、観客といっしょにハンドベルを演奏するイベントも行ってるそうです。
------ プログラム ------
■ハンドベル「ブーケ」
ラルゴ
■ZUCCA MAGICA
マスカーニ・オペラ“カドレリア・ルスティカーナ”より
Ave Maria アヴェ・マリア
ヘンデル・オペラ“リナルド”より
Lascia chi'o pianga 私を泣かせて下さい
プッチーニ・オペラ“ジャンニ・スキッキ”より
O mio babbino caro 私の愛しいお父様
サルトリ
Time To Say Goodbye タイム・トゥー・セイ・グッバイ
プッチーニ・オペラ“トゥーランドット”より
Nessun dorma! 誰も寝てはならぬ
■ハンドベル「ブーケ」
ハーリーン
星に願いを
カッチーニ
アヴェ・マリア
グルーバー
きよしこの夜
■ZUCCA MAGICA
クリスマスメドレー
ゴースト!
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